2015年4月29日水曜日

上野動物園

横浜駅からこの春開業した上野東京ラインで上野駅まで直通だ。上野駅は今年の2月に寝台特急北斗星で北海道に向かったので子供たちにも馴染みがある。個人的にも上野は好きだ。幼稚園時代の遠足に上野動物園に行ったことを今でも部分的によく覚えている。正確に言うとその思い出は純粋な記憶というよりはその後に幾度となく見た写真によって頭の中にその記憶として残っている。

●はじめ 小5 10才 カレーライス


そんなことも手伝って子供の写真を撮るのは大好きだ。思い出は子供時代の賜物でその後に大人になる過程でとても重要な要素の一つである。まっすぐ素直に育つことは心身ともに健康であることに欠かせない。動物を愛する気持ちを育むことは子供の成長過程でとても大事なことと多くの親が考えているように、わたしも子供を動物園に連れて行くことを惜しまない。

●いずみ 年長 5才 お子様カレーライス


動物園は言い換えれば総合動物園であって、動物園でなくても動物に触れることができる場所はいくらでもある。むしろ動物園より直接に動物に触れられることができるのはむしろ日常に近い位置にあるべきだと考える。都市で生活することこ決めた我々にとってやむを得ず施設または郊外へ足を運ぶ。牧場やザリガニ釣り、小動物に直接触れることができる近所のこども動物園、掛川にある花鳥園は素晴らしく是非また訪れたい施設の一つだ。

●まこと 年少 3才 お子様カレーライス


子供たちが普段の日常生活で気軽に動物と触れ合うことができるのが人間に連れられて散歩しているペットとの触れ合いである。犬を飼うことができる生活水準に達していない小生はせめて子供たちにできることとして、道端を歩いているときに出会った散歩途中のペットとの触れ合いは特に意識するように心がけている。

●微動だにしないワニガメ 獲物を獲る瞬間を見たい


さて上野動物園だが、多くの人が外出する大型連休のこの時期だけあって多くの家族連れでごった返している。そんな総合動物園で唯一、動物に直接触れることができるスペースは多くの行列をつくっている。直接触れることができる動物は象でもキリンでも馬でもなく、ハムスター、モルモットとウサギのいわゆる小動物である。木造平屋建ての小屋の中に列をなしたおとなこども50人程度が押し込められ、なんと制限時間5分間の入れ替え制である。大忙しのこの触れ合いの時間は子供たちの記憶に残っているか後で聞いてみよう。

●園内を走るモノレールを追う3兄弟