●うどん屋源さん 銀座店 〔山梨県甲府市中央〕
甲府界隈で数店舗の吉田うどんの店を構える「源さん」の繁華街にあるその名も銀座店。ありがちなチェーン店を想像してお店の前にホテルで借りた自転車で乗りつけ店内に入ると驚いた。決して広いとはいえない細長い店舗の客席はカウンター席のみ。その中で切り盛りしている人はたった1人の元美女。うどん屋というよりは小料理屋の女将さんといった出で立ちである。
カウンターに腰掛ける客は若い男女のカップルが3組。時間は土曜日の夜9時前で、いずれもデート帰りの一杯呑んだ後の腹ごしらえといった雰囲気だ。これは入った店を間違えたのではないかと思うほど「うどん屋」らしくない。店内の壁に無造作に貼り付けてある貼り紙にある店名「源さん」を何度も振り返りながら確認してしまった。予想外の展開に少し動揺する干支が申の年男は47歳1ヶ月。まだまだ青い。
さて何を注文しようか。その貼り紙付近の壁に無造作に吊り下げられているメニューを見てまた驚いた。なんとメニューは全て英語で書かれている。大きく深呼吸して落ち着いた素振りでそのメニューを片手に、ひとりカウンター席につく。ふとカウンターの端のほうに目をやると、そこにはもうひとつのメニューが日本語で書かれて置いてあった。
日頃、呑みつけない私が駆けつける店は食事がメイン。数店舗を展開するお店の店構えといえばいたって画一的で面白味は全くないのが常。マニュアルの言葉を投げかけてくるロボットのような若者店員が目立つ首都圏のお店に慣れている者にとって、女将さんの家庭的な対応が、ただ腹ごしらえに「うどん」を食べにきた小生にとってはとても新鮮に感じる。
甲府界隈で数店舗の吉田うどんの店を構える「源さん」の繁華街にあるその名も銀座店。ありがちなチェーン店を想像してお店の前にホテルで借りた自転車で乗りつけ店内に入ると驚いた。決して広いとはいえない細長い店舗の客席はカウンター席のみ。その中で切り盛りしている人はたった1人の元美女。うどん屋というよりは小料理屋の女将さんといった出で立ちである。
カウンターに腰掛ける客は若い男女のカップルが3組。時間は土曜日の夜9時前で、いずれもデート帰りの一杯呑んだ後の腹ごしらえといった雰囲気だ。これは入った店を間違えたのではないかと思うほど「うどん屋」らしくない。店内の壁に無造作に貼り付けてある貼り紙にある店名「源さん」を何度も振り返りながら確認してしまった。予想外の展開に少し動揺する干支が申の年男は47歳1ヶ月。まだまだ青い。
さて何を注文しようか。その貼り紙付近の壁に無造作に吊り下げられているメニューを見てまた驚いた。なんとメニューは全て英語で書かれている。大きく深呼吸して落ち着いた素振りでそのメニューを片手に、ひとりカウンター席につく。ふとカウンターの端のほうに目をやると、そこにはもうひとつのメニューが日本語で書かれて置いてあった。
日頃、呑みつけない私が駆けつける店は食事がメイン。数店舗を展開するお店の店構えといえばいたって画一的で面白味は全くないのが常。マニュアルの言葉を投げかけてくるロボットのような若者店員が目立つ首都圏のお店に慣れている者にとって、女将さんの家庭的な対応が、ただ腹ごしらえに「うどん」を食べにきた小生にとってはとても新鮮に感じる。
「限定メニュー」とうたわれている「角煮うどん」は「かけうどん」の倍の値、なんと980円とかかれている。同じトッピング形式と思われる「天ぷらうどん」とは400円もの差がある。これはコシのある「吉田うどん」の上に、熟成された味の濃い脂ののった豚のバラ肉の塊の山が溢れんばかり覆いかぶさっているに違いない。
直感で即決。ここは思い切って「限定メニュー角煮うどん」を注文することに決めた。それを聞いて女将は角煮があと1食だけ残っていると言ってくれた。これは素晴らしい。女将は10分程待ってくれと言う。これは10分間で角煮をあたため更に熟成させるのか。期待は胸いっぱいに膨らみ始めた。
「はい、おまたせ!」の声がかかる。カウンターの一段上の配膳台に置かれたどんぶりをドキドキしながら覗き込むように見て驚いた。なんと「うどん」に覆いかぶさっているその姿はドッシリとした存在感抜群の角煮のブロック肉ではなく、まるで麺棒で均一に薄く伸ばされたようなペラペラの、、いや、、、ぺラ、、ぐらいの長身のスライス肉だった。
●「限定!角煮うどん」 980円 |
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