2014年11月3日月曜日

尊仏岩と三年寝太郎

「尊仏山荘」。。。

塔の岳山頂にある山小屋の名はどんな由来があるのか気になりタブレットですこし調べてみた。するとその昔、尊仏岩とよばれるなんと直径9メートルほどの大きな岩が雨乞いの神として崇められていたそうだ。しかし残念ながら関東大震災の時に崩落してしまったようでその崩落場所に残る尊仏岩の一部を見るために訪れる人が後を絶たないそうだ。伝説が新たな伝説となっているのか。
●山頂には相模湾を臨む石像が立ち並び、その背後に富士の姿

⚫︎石像が臨む方角から昨夜の天候が嘘のように美しい朝日がゆっくりと昇る



巨岩と雨乞いと聞けば「三年寝太郎」の話を思い出す。山口県のある地方には寝太郎の石像があるほどらしい。むかし話は人から人へ話が伝わって現代でも語り継がれていることからひとつの話には必ず教訓がある。国民的テレビ番組だった「まんが日本昔話」の「三年寝太郎」の結論は「三年間ずっと考えていたのである」と確かこのような言い方で締めくくっている。三年間寝てるだけの怠け者と世間からはうしろ指さされながらもずっと考え続けてきた寝太郎は、とかく他人の目を気にする日本人に我が道を信じ一つのことを成し遂げるように教えているのだろうか。。。藤吉郎秀吉が農民から日本の頂点に上り詰めた男であれば、寝太郎はアイデアマンとしてビジネスの成功をおさめた伝説の男であろう
⚫︎本屋さんで絵本「三ねんねたろう」に出会ったら結末を見てみよう



下山途中の杉並木はすべての樹が気持ち良いくらいに空高く垂直に伸びる。その樹のように高く志をもってその道を進む。小学校高学年へ向けて長男坊への教訓としよう。帰宅したら「まんが日本昔話」のビデオ「三年寝太郎」をみよう。長男坊の意見を聞くのが楽しみだ。


⚫︎日光の杉並木もいいが塔の岳山道のこの杉並木も素晴らしい

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