2015年1月25日日曜日

草津温泉(甲斐/甲府市)⭐️⭐️⭐️⭐️

山梨県JR甲府駅から南に約1.5kmにあるその名も「草津温泉」。東の横綱がこんなところで巡業してるのか興味は尽きない。事前情報の取得もほどほどにして、講師活動後に山梨交通の路線バスで10分弱、上石田町で降りると人影もなく辺りは街灯もまばらで1月の夕方6時半過ぎはもう人肌恋しい状態だ。そんな暗がりの通りに煌々と堂々と輝く看板「草津温泉」である。
旧道と新道の分岐点にある「草津温泉」は建て替え後まだ5年程度の建物で、専用駐車場も2〜3か所に点在しているだろうか10台以上はかるく確保できるだろう。規模は小ぶりなスーパー銭湯といった位置付けだが料金は銭湯料金の400円。道路から丸見えの受付の元美女に料金を支払えばもう草津の湯はすぐそこだ。新しい建物は実用主義の鉄骨ALC平屋建て、決して広くない脱衣場には10人弱のお客さんが所狭しと用をしている。浴場内にも10人以上のお客さんが湯を楽しんでいる。

浴槽は洗い場中央に少し広めの湯船を筆頭にあつ湯、水風呂そして小さいながらも露天風呂もあり十分な装備だ。しかも4つの浴槽全てにほのかに香る黄色い湯がふんだんに注がれ溢れ出ていく。源泉かけ流しの文字が踊る。これは素晴らしい。湯温は浴槽ごとに異なりぬる湯からあつ湯までを網羅し、泉質もわずかにヌルヌルと肌がスベスベしてくる。これは気持ちが良い。

さて浴槽をはしごしているうちに気がついたのだが、お客さんが終始無言なのだ。形態は大して変わらない先週訪れた「喜久乃湯温泉」では地元のオヤジ達が元気よく挨拶・会話をしていたのに比べ「草津温泉」では皆知らない者同士か。北と南は下町と山の手か。甲斐甲府探索はまだ始まったばかりである。

2015年1月24日土曜日

ズボン船長

小学4年生の内気な男の子が夏休みに世界を航海してきた不思議な経験を持つ隣人の元船長の家に通いつめ、その不思議な話にタイプスリップして若き元船長と一緒にその数ある不思議な体験をして成長していくストーリー。多くの現役小学生も歌に踊りと出演するので小学4年生の長男坊を連れて行くことにした。

公演は今週末の3日間のみで、初公演の神戸が好評で東京の開演にいたったようだ。長男坊とJR渋谷駅で待ち合わせ、演劇会場は新国立劇場中劇場。初台まで京王線に一人で乗れるかJR新宿駅から後をついて行く。。。ゆったりとつくられた新国立劇場は小学4年生にも興味がわくようで建物内をキョロキョロ見渡していた。1,000人近く収容できるplayhouse内部は、ほぼ満員。2階席からの鑑賞で、途中休憩時間に1階席舞台前から笑顔で2階席にいる父を見上げる姿はまだ低学年のあどけなさが残っている。


場内の観客は出演者の友人や劇団などに所属している小学生連れの母親が目立っていた。中でも女の子が大半で母親とも小綺麗な格好で、同じスクール同士か和気藹々とグループをなしている。出演している20人程度の小学生も2人だけが半ズボンであとはスカートをはいた女の子である。一昨年、横浜市の公園にある茶室で行われた茶道体験に長男坊を連れて行った時、ほか全ての参加者が女の子とその母親だった事を思い出す。

帰りの車中のラジオでマッコウクジラsperm whaleが2,000メートル深くまで潜ることができ、40分近く潜水することができる話をラジオのボリュームを大きくして興味深く聞き入っていた。公演後のシアター前のラーメン店で一番印象に残っていたものを聞くと、一度だけスクリーンに登場した姿形がダチョウに似た鳥が面白かったようで公演完了後の全ての出演者が舞台上に集まる時にその鳥がいなかったことが少し名残惜しかったようだ。



2015年1月18日日曜日

喜久乃湯温泉(甲斐/甲府市)⭐️⭐️⭐️

JR甲府駅北口より徒歩10分。銭湯料金でサウナ付!脱衣室も広く昭和の趣がのこりゆったり過ごせる!!無色無臭の鉱泉は僅かに香る程度。浴槽は中央にも配置されている関西型で深さも浅い。地元のオヤジ同士で楽しそうに新年会の予定をたてていたよ。山梨なまりは母親から耳にしていたのでなじみがあるね。源泉水風呂を含め4つの浴槽があるが、何れも加温は控えめで冬の夕暮れ時を駅まで戻る道のりの事を考えると水温調整が物足りなかった。