2015年1月24日土曜日

ズボン船長

小学4年生の内気な男の子が夏休みに世界を航海してきた不思議な経験を持つ隣人の元船長の家に通いつめ、その不思議な話にタイプスリップして若き元船長と一緒にその数ある不思議な体験をして成長していくストーリー。多くの現役小学生も歌に踊りと出演するので小学4年生の長男坊を連れて行くことにした。

公演は今週末の3日間のみで、初公演の神戸が好評で東京の開演にいたったようだ。長男坊とJR渋谷駅で待ち合わせ、演劇会場は新国立劇場中劇場。初台まで京王線に一人で乗れるかJR新宿駅から後をついて行く。。。ゆったりとつくられた新国立劇場は小学4年生にも興味がわくようで建物内をキョロキョロ見渡していた。1,000人近く収容できるplayhouse内部は、ほぼ満員。2階席からの鑑賞で、途中休憩時間に1階席舞台前から笑顔で2階席にいる父を見上げる姿はまだ低学年のあどけなさが残っている。


場内の観客は出演者の友人や劇団などに所属している小学生連れの母親が目立っていた。中でも女の子が大半で母親とも小綺麗な格好で、同じスクール同士か和気藹々とグループをなしている。出演している20人程度の小学生も2人だけが半ズボンであとはスカートをはいた女の子である。一昨年、横浜市の公園にある茶室で行われた茶道体験に長男坊を連れて行った時、ほか全ての参加者が女の子とその母親だった事を思い出す。

帰りの車中のラジオでマッコウクジラsperm whaleが2,000メートル深くまで潜ることができ、40分近く潜水することができる話をラジオのボリュームを大きくして興味深く聞き入っていた。公演後のシアター前のラーメン店で一番印象に残っていたものを聞くと、一度だけスクリーンに登場した姿形がダチョウに似た鳥が面白かったようで公演完了後の全ての出演者が舞台上に集まる時にその鳥がいなかったことが少し名残惜しかったようだ。



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