今日は悪天候が予想されるため潮干狩りの予定を変更してプラネタリウムを中心とした子どもの内遊び施設のある湘南台文化センターこども館を3人の子どもたちと訪れた。竣工後間もない時に訪れてから実に20年以上の歳月が流れている。
当時は若年でありながら自分の将来よりもこの建築物の20年後が心配であったことをよく覚えている。殆どメンテナンスが施されていない建築物はいたるところに作りっぱなしの管理不行き届きの状態が露わになっている。ジャーナリストではないが公共の建築物としてはあってはならないことだ。
●空中庭園に向かう階段内側からは湧き出る水が川のように流れている
●建設当時もてはやされたパンチングメタルの行く末
●階段をささえる壁の天端の一部は化粧部分が剥落したまま放置され、
塗装色に変わりもはや清掃では落としきれない頑固な汚れで覆われている
長谷川逸子氏の作品をとやかく言うつもりはないが管理者であろう藤沢市にいつまでメンテナンスなしで使い潰し、老朽化により営業取り止めを余儀なくされるまで使用し続けるのか一度聞いてみたい。
●せせらぎや池をイメージした施設は子どもが使用する建築物の一部としては
鋭利な部分が露出しすぎているためか怪我があとをたたないのであろう
●敷地内のいたるところにある張り紙は施設担当者の苦労の数に違いない
●水が流れていないせせらぎや池をイメージした施設は
飲食施設の無い昼時の文化センターの腰掛けベンチとして大活躍している
さてこども館は梅雨空の日曜とあって多くの子どもたちでにぎわっていた。けっして大きな施設ではないが渋谷の児童館(もう閉館している)に上野の科学博物館の要素を加えたような施設形態だ。
プラネタリウムは宇宙劇場とよばれ一般のプラネタリウムに限らず子ども向けの宇宙にまつわるお話等を上映する時間帯もあり幼い子どもをもつ親としては利用価値は十分だ。しかし思ってた以上にプラネタリウムは人がまばら。。。子ども時分に行列をなして見学した東急文化会館(ヒカリエの場所にあった)のプラネタリウムの満席の記憶を思い出すとすこしだけ人恋しい夏の星空見学であった。
●3人の子どもたちと50分の星空見学。後半はシャルル・メシエのお話
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