2014年12月20日土曜日

STOMP


Windows95から20年。情報取得はインターネットで検索することが一般化し、ここまでくるかグローバル情報社会の2010年代、溢れる情報を内容によって選択、制限する事も時には必要である。

やりすぎ。情報を制限したい良い例が旅行ガイドブックとレストランのメニューである。とりわけ日本語の旅行ガイドブックはビジュアル先行型で紙質も良いが厚みのわりには重量があり携帯には不向きで写真が多すぎて感動も半減される。旅先で旅行ガイドブック通りの景色を見る事を旅行の目的にしている人も少なくない。ブロードウェイも例外でなく、今ステージで行われている事が予めYOUTUBEで見たオンラインビデオ通りに行われているか、オンラインビデオとは此処が異なっていたよといった意見が鑑賞後の話題になっている。
●古本屋で150円で買った定番ガイドブック。やたらに写真が多くて迷惑だが旅先でのきめ細かい情報は本当にありがたい

さてSTOMPである。来日した時のコマーシャルで得た音・動き・リズムの3単語がイメージできる程度の予習ワークが唯一のよりどころである。当日販売のデイスカウントチケットは正規価格の50%OFFでUS$45。前日にChicagoを観たので行列に並ばず優先的にチケット窓口へ誘導される。これは気持ちが良い。優先搭乗と搭乗前の半刻程度を専用ラウンジ(チリのサンチアゴで内部が見渡せるガラス張りの少し小さめな専用ラウンジの中に大勢の紳士(不思議と女性はあまり見かけないのが常)が所狭しと黒色の革張りのソファーに着席してコーヒーをすすりながら下を向いてスマートフォンを操作している姿を、広々して人もまばらな一般待合席のソファーから眺めていると、いくら歳を重ねてもあの中に自分は入れないと改めて確信する自分がいた)で過ごせるがために寄付金を支払い、航空会社のメンバーになる人の気持ちが少しだけわかったような気がする。(優先搭乗して座席はエコノミーの人もいるのでしょうか)このように歳を重ねる毎に人間、価値観が少しずつ変化していくからおもしろい。幾つになっても新鮮な出来事が待っています。(だから人生半ばで事故病気等で亡くなった方の無念さを思うと本当にお気の毒です)



●タイムズスクエアから少し離れた2nd Ave & 8th St にあるORPHEM THEATRE

さてSTOMPである。タイムズスクエアのTKTSにオープン時間に行き、行列に並ぶことなく即座にチケットを購入できたおかげで、なんと座席は2列目!パフォーマンス演出上1列目は空席にしているようで(パフォーマーの汗、いや物や水しぶきが飛んでくるのだろうか)事実上なんと最前列からの鑑賞である。こいつはいける。あらゆる公演をもっても最前列は初めての体験だ。ブロードウェイ鑑賞を
旅行の目的にしている人は最も期待している公演を2回目以降にもってくると良い座席が取りやすく満足度も上がるということか。しかし最前列だと公演中にパフォーマーと目があってしまい、ありえない事だか舞台上に引きずり上げられないか正直少し心配であった。。。

デッキブラシからショッピングカート。日常の何気ない物で音のリズムを奏で、指先から足下まであらゆる身体の部分を巧みに使い分け演じ、チームでひとつの作品を生み出す。セリフはないがストーリーもあり、顔の表情やそのパフォーマンスはイギリス仕込みか、間のとり方・ユニークさも決して忘れていない。これは本当に素晴らしいショーだ。数年前の東京公演の時、電車内の広告で何か踊りながら演奏しているポスター程度の情報しか得なかったが故に、大きな感動をもって子どものようにはしゃぎたい心臓の高ぶりは今も忘れることができない大切な思い出である。
●公演開始前にこっそりと最前列から舞台を撮影


2014年12月17日水曜日

MANHATTAN


18才、自由はあるが金がなかった。
45歳、金はあるが自由がなかった。
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30年前、初めて聴くアメリカンポピュラーミュージックにはまり、後に貸レコード屋の常連になった中学三年生。 シカゴ、ホール&オーツ、TOTO、ビリージョエル、マイケルジャクソン、、、のちにブリティッシュロックの存在を教えてくれたザ・ポリース。 アメリカ、ニューヨークは圧倒的な存在感でショウビズ界の中心として今も世界をリードしている。

80年代はポップス全盛期。そんな時、日本ではアイドル全盛期。松田聖子、中森明菜、たのきんトリオ、シブガキ隊、、、まだ河田町にあったフジテレビの人気歌番組、夜のヒットスタジオでは人気歌手があの手この手と工夫を凝らし、視聴者を釘付けに熱唱しているなか、視聴率がピークに達する 22:30過ぎ、来日した洋楽歌手が、涼しげに口パクで日本のアイドル歌手を煙りにまいた。時代はまだアメリカに追いついていない。インターネットが世界を変えたグローバル時代の昨今、2010年代まではあと30年の歳月が必要であった。そんな時代背景、高校卒業後の東京育ち18才の夢の選択肢の一つにニューヨーク、アメリカがあった。 

クリストファー・クロス『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』


「ニューヨーク」といえば日本テレビの80年代を代表するスペシャル番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』の当時の日本人を象徴するフレーズ「ニューヨークに行きたいか!?」である。バブル経済の前、まだ日本人には海外旅行は高嶺の花であり、アメリカを横断しながらニューヨークまで行けるとは今の世界二周旅行に匹敵する。(昨今の世界の旅先で出会う日本の若者は世界一周を「一周」と言い、人気渡航先の一つである)まだニューヨークを「入浴」とかけた駄洒落がまかりとおっていた時代である。18才の都会っ子は大学進学を決断し、渡米の夢はそれから27年の歳月がかかった45歳、ようやくようやく手に入れたニューヨーク行きのフライトチケットであった。

 『アメリカ横断ウルトラクイズ』日本テレビ



つづく











2014年12月7日日曜日

鷹取山登山 【はじめブログ】

2014年12月7日鷹鳥山にハイキングにいきました。いきは、横須賀線かえりは、京急で、かえりました。


駅から20分かかって、ハイキングコースのふもとにとうちゃくしました。始めは、じゅんちょうだったまことも、山を、のぼっているうちにぺースダウンしてとちゅでまったり、すすんだりのくりかえしでした。そんな、とちゅうで富士山がみえました。




 ちょうじょうにいったら、東京スカイツリーがみえました。そして、だいぶつのしたで、お昼ごはんにしました。


京浜急行おっぱま駅で、青い京急 ブルースカイトレイン を、カメラで、とりました。そして、
横浜駅につき、横須賀線で、東戸塚までかえってきました。
                      

2014年11月16日日曜日

七五三

●泉くん(5才)
冨塚八幡宮にて。正装して神社にお参りすると改めて「日本人」だね。

HHH

2014年11月9日日曜日

誕生日の仕事

10才の誕生日の長男坊は弟の次男坊と一緒に草刈りに借り出される。
今日は素直な返事で従順だ。お目当ては思い通りの誕生日プレゼント。


ヘリコプターのラジコンの操縦は本格的で難しそうだが、楽しめそうだ。

2014年11月3日月曜日

尊仏岩と三年寝太郎

「尊仏山荘」。。。

塔の岳山頂にある山小屋の名はどんな由来があるのか気になりタブレットですこし調べてみた。するとその昔、尊仏岩とよばれるなんと直径9メートルほどの大きな岩が雨乞いの神として崇められていたそうだ。しかし残念ながら関東大震災の時に崩落してしまったようでその崩落場所に残る尊仏岩の一部を見るために訪れる人が後を絶たないそうだ。伝説が新たな伝説となっているのか。
●山頂には相模湾を臨む石像が立ち並び、その背後に富士の姿

⚫︎石像が臨む方角から昨夜の天候が嘘のように美しい朝日がゆっくりと昇る



巨岩と雨乞いと聞けば「三年寝太郎」の話を思い出す。山口県のある地方には寝太郎の石像があるほどらしい。むかし話は人から人へ話が伝わって現代でも語り継がれていることからひとつの話には必ず教訓がある。国民的テレビ番組だった「まんが日本昔話」の「三年寝太郎」の結論は「三年間ずっと考えていたのである」と確かこのような言い方で締めくくっている。三年間寝てるだけの怠け者と世間からはうしろ指さされながらもずっと考え続けてきた寝太郎は、とかく他人の目を気にする日本人に我が道を信じ一つのことを成し遂げるように教えているのだろうか。。。藤吉郎秀吉が農民から日本の頂点に上り詰めた男であれば、寝太郎はアイデアマンとしてビジネスの成功をおさめた伝説の男であろう
⚫︎本屋さんで絵本「三ねんねたろう」に出会ったら結末を見てみよう



下山途中の杉並木はすべての樹が気持ち良いくらいに空高く垂直に伸びる。その樹のように高く志をもってその道を進む。小学校高学年へ向けて長男坊への教訓としよう。帰宅したら「まんが日本昔話」のビデオ「三年寝太郎」をみよう。長男坊の意見を聞くのが楽しみだ。


⚫︎日光の杉並木もいいが塔の岳山道のこの杉並木も素晴らしい

2014年11月2日日曜日

塔の岳

◉塔の岳 1491m  登り3時間  下り1.5時間  [関東 丹沢]

スタートは午前8時の大倉口。東名高速で自宅から1時間で登山が開始できる。
車は登山口の公共駐車場または民家の住人が登山客に駐車スペースを貸し出していた。
神秘的な朝霧がわれわれを向かい入れてくれた雰囲気のある登山口。
「まんが日本昔話」のテンポ良いバックミュージックを連想しながら登りはじめる。
わが子と友人と一緒に近隣ながら山に登れるとはわれながら至福のひと時である。


時折日差しも垣間見れる天候に恵まれ順調な登り。小学4年生のわが子が大人を牽引。
紅葉にはまだ早かったようで堀山の家、山頂付近でもまだ木木は青々としている。
学生時代の友人2人を写真におさめる。“随分オッサンになったなあ”。。。自分もか。

●堀山の家で休憩                       ●山頂付近から絶景の海岸線を望む

登山は順調でちょうど昼時に山頂に到着。山頂の山小屋「尊仏山荘」で早朝に自ら準備した握り飯とおかずランチ。友人持参のトランシーバーにはしゃぐわが子はランチ後に持参のロープを使って2階のロフトの寝床でなにやら遊んでいる。友人たちは強風+小雨の中、丹沢山頂へ縦走。わたしはロフトの寝床で一休み一休み。

正直、山頂付近では息が切れ、さらに右足の全体がつる寸前なのがわかった。ヒマラヤトレッキングでもこんなことはなかった。来月に迫っている年末年始のパタゴニアでのトレッキングは大丈夫だろうか。すこし年齢が気になりはじめた。。。


山はいたれりつくせりの普段の都会生活から離れる事ができる。平地ではけっして褒められない山荘が提供してくれた夕飯、カレーライスも皆うまいうまいと連呼しておかわりをする。わたしは3杯軽くペロリ。 満足だ。温泉があれば大満足だが、これでいいのだ。


夜は物凄い風が山荘を襲った。窓ガラスが割れ、屋根がめくれて飛んでいかないか少し心配するほど標高の高い山小屋で受ける夜の風は力強かった。持参した組立キットの星空を見上げる望遠鏡と三脚は荷物になってしまったが子どもの夢を考えるとけっして重くはない荷物だった。





























2014年10月3日金曜日

スコッチエッグ(2)

●スコッチエッグ(2) <ゆで玉子入りメンチカツ>
今日はスコットランド料理。本当かな。スコットランドにいったら探してみよう。

2014年9月18日木曜日

スペイン風オムレツ(常)

●スペイン風オムレツ(常) <野菜入り玉子焼き>
今日はスペイン料理。本当かな。スペインにいったら探してみよう。

2014年1月12日日曜日

初詣はMTBレンタルで鎌倉・江の島周遊

MTBのレンタルショップで品定め。サイズが心配だが小柄な大人用でギリOK。
生まれてはじめて乗るギア付の自転車にすこし興奮している様子で笑顔が絶えない
長男は、健康でまっすぐに育っているように思え、私にとっては至福のひと時だ。
時折少しよろけながらも“銭洗弁天”への上り坂までたどり着いた。まずは一安心。



   
年に一度くらい鳥居をくぐり餅でも食べないと日本人であることを忘れてしまう。

“長谷の大仏”からは海岸線を西へ。“稲村ケ崎”で一休み。
岩肌で気軽に寄り道できるのもサイクリングならでは。。。

片瀬江ノ島の東浜は新年恒例?の空手の寒稽古で賑やか。
長男には水泳と“武道”をさせたかったが、水泳6年継続中で、
“武道”にかわる“体操”は3年継続中だ。“武道”は次男いずみがのぞみ。
調子にのって鵠沼通過。少し疲れてきたところでもう少し。
目指す辻堂のとんかつ屋といえばもちろん“大関”である。
ここ10年、休日の外食の9割はとんかつ屋ではないか。。。
“とんかつ”と“おんせん”は働き盛りのわたしの代名詞でもある。
江ノ島で一休みして一路ゆっくり鎌倉へ。

MTB返却前に“ひとっぷろ”わすれない。