ストーリーは夢をなくした人間が現代に多いことから、世界が滅亡する「無」の世界が訪れる。それを阻止するために立ち上がった子どもアトレイユの冒険だ。その冒険は読者の内気なバスチャンといまこの映画を見ている視聴者である子どもたちをも巻き込み、いかにも一緒に「無」の世界を阻止する冒険しているように演出されたファミリーファンタジーワールド。80年代を代表する映画の一つだ。
わたしが高校1年生の時の映画で、おとなぶった16才にはストーリーが幼稚でとてもガールフレンドを誘える映画ではなかったように記憶している。当時のインフォメーションはコンビニで立ち読みする「ぴあ」しかなかった。今考えるとまだ時の流れもゆっくりしていたものだととても懐かしく感じる。それからちょうど30年。いま3人の子供たちとその見過ごした映画を一緒に見ていると思うと感慨深い。当時のわたしは音楽と映画の鑑賞を比率で表すと9:1といった割合で音楽、とりわけその年令時分はポップミュージックが大好きであったことから「ネバーエンディング・ストーリー」も映画よりテーマ曲のほうがより気持ちが入る。
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