2015年3月13日金曜日

ネバーエンディング・ストーリー

長男坊はじめが学校の演奏会にてリコーダで奏でた曲が「ネバーエンディング・ストーリー」で、その後もちょくちょく楽譜を見て自宅で演奏していたのでよっぽど気に入った曲だろうと思い、もう一つの思い出づくりにと、その曲がテーマ曲である映画のDVDを購入した。映画の題名を告げずにDVDを再生開始。オープニングでテーマ曲が流れるとすぐさま奇声をあげていちもくさんに自分の部屋からリコーダを持ち出してきて曲に合わせて楽しそうによろこんで演奏する長男坊はじめには親としてしてやったりだ。

ストーリーは夢をなくした人間が現代に多いことから、世界が滅亡する「無」の世界が訪れる。それを阻止するために立ち上がった子どもアトレイユの冒険だ。その冒険は読者の内気なバスチャンといまこの映画を見ている視聴者である子どもたちをも巻き込み、いかにも一緒に「無」の世界を阻止する冒険しているように演出されたファミリーファンタジーワールド。80年代を代表する映画の一つだ。

わたしが高校1年生の時の映画で、おとなぶった16才にはストーリーが幼稚でとてもガールフレンドを誘える映画ではなかったように記憶している。当時のインフォメーションはコンビニで立ち読みする「ぴあ」しかなかった。今考えるとまだ時の流れもゆっくりしていたものだととても懐かしく感じる。それからちょうど30年。いま3人の子供たちとその見過ごした映画を一緒に見ていると思うと感慨深い。当時のわたしは音楽と映画の鑑賞を比率で表すと9:1といった割合で音楽、とりわけその年令時分はポップミュージックが大好きであったことから「ネバーエンディング・ストーリー」も映画よりテーマ曲のほうがより気持ちが入る。

ふと自分が小学5年生の時の合唱コンクールで木琴を奏でたゴダイゴの曲「ビューティフル・ネーム」を思い出す。間違えないようにドキドキしながらもとても楽しかったことを昨日のように記憶している。やっぱり音楽っていいよなぁ。。。映画も勿論。
 ⚫︎アトレイユを乗せて飛び立つファルコン

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